JATC2019 FEM全船振動解析の設計適用に関する検証 6-06

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黒田 和宏 様
船殻設計部 構造設計課 | サノヤス造船株式会社


新設計船の振動問題に対して、同型船の計測データと簡易推定式から固有振動数を計算し対策を立てることが簡単であるが、実績データの乏しい船型では検討が難しい。一方、FEM解析を用いることで船型、実績データによらず検討を行うことができるが作業負荷が高い。近年、3D CADやコンピューター性能の発達により、以前よりもFEM解析を取り組みやすい環境が整ってきた。本発表では全船のFEM固有振動解析と周波数応答解析を実施し、船舶設計における有効性を調査したため、その結果について紹介する。

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